美味しくお召し上がりいただける解凍方法をランキングでお伝えします。

NG！やらない方がいい解凍方法

あまりオススメできない方法について説明します。

手っ取り早いけれど、味と栄養が大きく損なわれてしまう方法です。

6位　温湯解凍

お肉をパックした状態で、お湯につけて解凍する方法です。

激しいドリップや解凍ムラが生じるため、おすすめできません。

外側と中心部の温度差が急激に出てしまうので、表面だけ先に溶け、中心が凍った状態になります。

そのため、まわりからドリップして美味しさが出てしまい、品質が落ちてしまうのです。

5位　電子レンジ解凍

電子レンジで温める方法です。

お肉が焼けてしまったりと、激しい解凍ムラが生じます。

電子レンジで温めたあと、お肉が冷えると急激に固くなってしまいます。

冷凍食品の唐揚げのように、電子レンジを使うのが前提のお肉の場合は例外です。

どうしても電子レンジで解凍するのであれば、せめて解凍機能もしくは低温加熱機能を使いましょう。

4位　室温解凍

常温の場所に置いて解凍するのを待つ方法です。

急激な温度変化により、旨み成分のドリップが大量に流出します。

特に夏場は細菌の増殖する危険性があることや、品質が一気に落ちてしまうことからNG。

オススメの解凍方法

3位　冷蔵庫解凍

冷蔵庫に入れて解凍するのを待つ方法です。

かなり時間はかかりますが、急激に温まることがありません。

解凍に適した温度は0℃のため、チルド室での解凍がオススメです。

2位　流水解凍

ボウルなどの容器にお水を流しながら、パックしたお肉を浸す方法です。

水道から出てくるお水は、お肉に直接当たらないように気をつけましょう。

もし流水が直接お肉に触れると、その部分だけ先に解凍されてしまい、ムラが生じます。

流水を容器のお水に当たるように流せば、お水は容器内で均等に広がり、ムラなく解凍できます。

1位　氷水解凍

氷水に浸して解凍するのを待つ方法で、実は解凍にかかる時間も短いです。

氷が溶けてきたら適宜足しながら待ちましょう。

お肉を解凍するとき、表面から中心に向かって段々と解凍していきます。

しかし、中心へ広がっていくまでは時間がかかるため、その間にドリップや菌が発生する可能性があります。

氷水だと解凍に適した0℃を保ちやすく、外側と中心部の温度差が少ないです。

そのため、ドリップ流出を最小限に抑えられ、高品質のまま解凍が可能となります。

美味しい状態でお召し上がりいただきたいので、最もオススメしたい解凍方法です。

美味しく解凍するポイント

どの解凍方法にも言える、美味しく調理するためのポイントが2つあります。

①中心部分が少し凍っている状態まで解凍する

②解凍後、常温で10分ほど置いてから調理する

「冷たいお肉」と「熱いフライパンやお鍋」の温度差をゆっくりと近づけることで、お肉をやわらかく保ち、美味しさを逃がさないようにできます。

そのため一気に全解凍せず、この2つのポイントを守れば美味しく調理できますよ。

まとめ

どの解凍方法にするかで、美味しさや品質に大きな差が生まれます。

極雅では、最高に美味しい状態で素材の味を堪能していただきたいので、「氷水解凍」を1番オススメしております。

さらにご紹介したポイント2つも取り入れ、ご自宅で高級店のようなホルモン料理を楽しんでいただきたいです。

みなさまの食卓が笑顔になりますように。